つながり@りぶら市民活動センター

先週のこと、私に色づけしてくれる友人がとある情報を私の手にポンとのせてくれました。
【オカプラ】りぶら市民活動センター主催。月イチペースでNPOや市民活動をしている方をゲストスピーカーに、プレゼンやトークセッションをしたり、NPOや市民活動を実際にしている方のざっくばらんなお話を聞けたり。
新参者ですが、ココカラとして初参加させていただきました。
今月のプレゼンターはコネクトスポットの山下さん。
不登校や引きこもりでお困りのご家庭へ訪問型のサポートをしていらっしゃいます。
みなさんは全国不登校新聞ってご存知ですか?
そこにあった記事
『不登校児、引きこもりが問題ではない、それが起こる社会が問題なのです』
と。どんな社会にも0は存在しないって私は思っているのですが、さらにコネクトスポットの山下さんの言葉を付け加えると
『不登校児、引きこもりが問題ではない。社会から孤立すること。社会と対立する事、そこが問題になってくる』
というわけです。
現代社会においては高齢者のお困り事であれば、地域包括支援センターへ行けばケアマネさん、ソーシャルワーカーさんがいます。
児童であればスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーさんがいます。
ただそこにたどり着く前提は、そこに『行く』
その大きなハードルをこえなければいけないのです。
『行く』事が出来るこは大丈夫。本当に支援が必要な子は、そこに行くことすらできない、外に出られない。一番大事なところが見落とされている、だから山下さんは『訪問型』のサポートなのです。
支援って、本当に届けたい所にはなかなか届かない、これは子ども食堂にも同じ事が言えます。大きな課題ですね。引きこもりは児童にかかわらず、孤独死にもみる高齢者にもいえる時代です。当事者やその親だけではなく、社会を構成するいち私たちも、こういったことについて知る、触れる、これがとっても大事だと思います。
久しぶりにメモが足りない、そんな充実し過ぎた午後、素敵な出会いを今日もいただきました。